介護業界のIoT導入事例
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20171102
介護へのICT・IoTの活用が本格化
介護報酬改定に向けての議論の中では、ICT化によって効率的なサービス提供や生産性の向上が目指されていて、ICT等を活用した事業者に対する人員・設備基準の緩和等の見直しまで検討されています。
そのような背景もあって、文書等のICT化はもちろんのこと、介護ロボットやセンサーを導入したIoTによる介護製品の開発、導入などが急速に進んでいます。そこで、実際の導入事例を見てみましょう。
入居者を24時間モニタリング
センサーによってベッドにいる入居者の動作、呼吸、心拍数などをモニタリングするシステムが多くの介護施設で導入されはじめています。これらの情報は職員の手元にあるスマートフォンで確認できるようになっていて、記録する手間も省くことができるなど、業務の軽減にもつながります。
非接触型のセンサーを利用するために、本人の睡眠等を妨げることもありません。特に夜間など職員が少ない時間帯にとっては心強いはずです。実際に職員の労働時間も削減できているようです。
利用者を支援する介護ロボット
介護ロボットというと、移乗などの際に活躍するパワーアシストスーツなどを連想される人も多いかもしれませんが、それだけではなりません。IoT技術を活用し、利用者側を支援するロボットもあります。
例えば、電動アシスト機能の付いた歩行器です。単に機械的に歩行を補助するだけではなく、傾斜やスピードを検知してブレーキ機能が作動したり、傾いた道では安定したりと、路面に合わせて歩行をサポートします。
徘徊を発見する認知症の見守りシステム
こちらはまだ試験中の段階ではありますが、認知症の徘徊を見守るシステムです。センサーが装着された靴を履くことで、認知症の利用者の徘徊を検知します。すぐに職員や家族やメール等で連絡がいき、GPSで位置を確認することもできます。いつどこに行ったのか分からないなどといった事がなくなり、事故などの予防につながります。
今後もIoT新製品に注目
ここまで見てきたように、IoTは上手に使うことで職員の負担を減らすこともでき、より職務に専念できる環境をもたらしてくれるものです。今後もIoTを使った製品が続々と登場してくるはずですので、上手に活用していきたいものです。