高齢者の生きがいづくりに子猫リレー
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20160825
シニアボランティアが子猫を飼育。
大阪市動物管理センターと大阪市獣医師会が協働で、昨年10月から試験的にスタートした子猫リレー事業。
獣医師が中心となり、保護された子猫をシニアボランティアが育て、若い世代に引き渡す活動です。
アニマルセラピーという言葉で知られるように、動物とのふれあいは心を癒してくれます。高齢化、核家族化が進み、高齢者だけの夫婦世帯や独居世帯が増える中、ペットと過ごしたいという高齢者は多くいます。
その一方で、自分の死後を心配してペットと暮らすことを諦めている高齢者が多いことも現実です。
そこで、高齢者の生きがいづくりにと始まったのが、子猫リレー事業。来年4月からの本格実施を目指し、地域ネットワークの構築づくりも期待されています。
子猫リレー事業とは?
子猫リレー事業の流れは、こうなっています。
大阪市動物管理センターが引き取った飼い主のいない子猫を、生後3ヵ月まで大阪市獣医師会の会員となっている病院が飼育。その間に、ウイルス感染のチェックやワクチン接種を行います。
次に、生後6ヵ月まで育てるのが60歳以上のシニアボランティアです。
その後、再び動物病院が子猫を引き取って避妊・去勢手術を行い、最終飼育者となる若い世代に引き渡すという流れです。
7月末現在で、23の動物病院が80匹を引き取り、このうち17匹がシニアボランティアに預けられ、12匹が若い世代に引き取られたそうです。
未来の輝きをリレーで。
ここ数年、かつてない猫ブームです。犬のように気軽に外へ連れ出せない猫は、SNSの普及が後押しし、ネコノミクスという言葉まで生まれました。
しかし、環境省によれば、2014年度は全国で年間約8万匹もの猫が殺処分されているそうです。子猫リレー事業の今年度の目標は、年間400匹。8万匹には遠い数字ですが、それでも小さな命が獣医師や高齢者らによって救われているのは確かです。
子猫のリレーは、まさに命のリレー。リオデジャネイロオリンピック、陸上男子400mリレーでは、素晴らしいバトンパスで日本は銀メダルを獲得しました。リレーが得意な日本ですから、子猫の未来も高齢者の未来も輝きを増すでしょう。
・参考
産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160817-00000567-san-life